エサなどの「肥料」として捉えるべきもの

窒素やリンが不足してきた時に、これらを含んだ底床肥料液肥などの使用を検討する前に検討してみる価値が有ることがあります。

 

ひとつは日々魚にやるエサの量を若干増やしてみること。

一般にエサの量についてはビギナーほど多くて、経験豊富な人ほどビギナーから見たら「それしかあげないの?」ってくらいちょっとしかあげないものですよね。

 

でも、窒素やリンが不足してきたなっていう症状が出始めたら、エサの量を増やしてみるのも手です。

またエサの種類によってこれらの構成比が違うので...例えば一般的にフレークエサの方がアカムシなどの生餌よりもリンの割合は多いと言われていますよね...、例えば窒素を供給したいという時に生餌をしばらく多めに上げてみるなんていうこともありえるわけです。

 

それからもう一つは掃除の頻度です。

窒素・リン不足の兆候が出た時に、掃除の間隔を開けてみる・掃除をいつもより簡単にしてみるという手もあります。

もちろん立ちあげ期の場合は、まだまだ水槽内の分解者が充実しきっていない可能性もありますから、これで上手くいくとは限りませんが、半年以上経過している水槽とかなら...底床の分解者が充分に増えているなら、掃除の量を減らすだけで、窒素やリンの供給のバランスが取れてしまうこともあります。

 

 

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