腐葉土エキス
久々に見なおしてみて、いちばん肝心なことを書いていなかったって気がついたので、補足しておきます。
以下では微量元素供給だのについて書いていますが、
腐葉土エキスは、まず第一に窒素を供給する肥料になります。
熟度があがった腐葉土にもっとも大量に含まれる必須元素は窒素分です。ほとんど窒素肥料だと思うべきでしょう。
つまり、腐葉土エキスをあげるのなら、窒素肥料を別にあげちゃダメだ窒素過剰になってしまう ってことです。
大量に出るトリミングクズ。これを使って腐葉土を作っています。
水草を軽く乾かして水気を抜いてバケツに放り込んで、その上に既成の腐葉土を撒いて覆ってバケツに蓋をする...これを繰り返しているだけです。
ただこれだけでもかなり時間は掛かりますけど、よく分解されて腐葉土化していきます。腐葉土化を早めてくれる発酵促進剤も売っているのでそういうのを使えばもっと早く出来るんでしょうけど。
水草を放り込んだ状態。
完熟状態。
で、これを何に使うのかというと、
- セット時に底床に仕込む腐葉土をつくる。
- 腐植質の消費が進んできた水槽の底床に追肥として入れる。
1.はともかく、2.の「水槽に後から腐葉土を入れる」ってどういうことなのか?というと、
私は、底床供給器と呼んでいるしくみを底床内に入れています。
簡単に言うと、底床内に空間をつくってそこと水槽外をパイプで繋いだだけのものです。底床内に肥料を入れたい時とかはこれを使って液肥を入れているわけですね。
これを使って腐葉土を入れるわけです。
もちろん、腐葉土そのままでは水槽の外と底床内を繋いでいる3mm経のパイプを通りません。
そこで「腐葉土のエキス」を入れます。
先のやり方で次々にトリミングクズを放り込んで腐葉土を作っていると、一番上は枯れただけの水草、その下は分解が進み始めた水草、そして最下層は(たまに水気を十分に切っていない水草を放り込んだりするいい加減な作り方をしているせいもあるんですけど)分解されて粉状になったものが黒い泥のようになった部分があります。泥炭:ピート状態ですね。
この一番下の部分を取り出して、適当な荒目の布で包んで絞ってやると微粉混じりの真っ黒い...濃い焦げ茶色の水が出てくるんですね。これを私は腐葉土エキスって呼んでいるわけです。
これをビンに取って、念の為にレンジでチンして殺菌します。
これをシリンジを使って、底床内に送り込むわけです。
底床供給器を使わない場合は...微粉を取り除いて水分だけにすれば注射器で底床内に入れられますよね。注射針ではなくて、先が細長いスポイトを使えば微粉も含めて入れられますね。きっと。
このあたりはやったことはないですけど。
ちょっと無理がありますかね。
こんなものを使うのは、私が「水草用の総合肥料」を使っていないからというのもあります。
微量元素まで適切に含まれた総合肥料を使っていれば、当然ですが微量元素不足にはならないわけですが、カリだの窒素だのを個別にあげていたら微量元素不足は確実に進んでいきます。
農業の分野でも、微量元素不足は主に堆肥や腐葉土を使っていない畑で起きます。主要な元素に的を絞った化学肥料ばっかりあげているといつのまにか微量元素不足になっちゃうんですね。
微量元素だけの肥料というのも売ってはいるのですけど、農業・園芸用のものはホウ素(ボロン)の割合がかなり多めに...一桁多く配合されていて、水槽には使いにくいものばかりです。ホウ素はちょっと多めになってしまうだけでエビなどにはかなり毒ですし。
なので、水草用の総合肥料を使わないのであれば、こんなことをやってみる必要も出てくるわけです。
それとこれはあくまでも私の気持ちの問題ってくらいなんですけど、腐葉土エキスを底床に入れると、エビなどの調子が良くなるような気もしています。
追記1
冒頭で、腐葉土はほぼ窒素肥料と書きましたし、微量元素のことも書いていますが、他にも施肥面での効果はあります。
ソイルが陽イオン交換能を持っているのは、ソイルに豊富に含まれる腐植質による部分が大きいとも言えます。腐葉土エキスには豊富に腐植質が含まれていて、これの供給は陽イオン交換能を維持しアンモニウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどと結びついてこれらをよく保持することにつながります。
また、鉄も植物が利用しやすくまた壊れにくい腐植酸鉄がつくられやすくなります。
腐葉土には炭素分も含まれるので、底床微生物の働きも活発になり、ソイルの団粒構造が維持されやすくなる・通水性が維持されやすくなる...などのメリットもあります。
追記2
腐葉土エキスは作り方で状態が大きく変わると思うので、あくまで参考ですが、うちの60cm水槽では、窒素肥料がわりに、多い時で週に30〜50mlくらい入れています。
大量の水草が元気に成長している時がそうなのであって、あくまでも窒素肥料ですから、やり過ぎると緑藻だらけとかになる可能性が大です。
どの程度が適量なのかは各自の責任で判断してください。
最初から数十ミリとか入れないでもっとずっと少ない量からはじめて、様子を見ながら増やしていく方が良いと思います。ただ、尿素水とかほどに施肥量に神経質になることもないと思いますが。
腐葉土エキスの保存について
腐葉土エキスは、いったん殺菌などをしても、フツーに保存していればまたすぐに発酵を始めます。
以下、保存上の注意点など
- 出来れば、作り置きはしないで、使う時に必要なだけ腐葉土から絞るのがイチバンです。
- 容器に保存するようなときは、いっぱいに入れて保存しないようにしましょう。嫌気性のバクテリアが増えてドブ臭い臭いがするようになります。半分くらいは空間を開けましょう。その上で出来れば空気穴も開けておくこと。またたまには撹拌してガス抜きをしましょう。
- もしドブ臭い状態になっても、何度か繰り返しよく新鮮な空気を撹拌しながら混ぜればガスも抜けて1−2日で元に戻ります。出来ればバット・大きめの平たい容器に入れてよく空気に触れるようにして置くと早くまた使えるようになりますね。
追記3
腐葉土を絞ってつくっていると作れる量に限度があるので、最近では完熟した腐葉土をひとつまみ ちょっと水槽水も加えて、ジューサーで粉砕撹拌してつくっています。腐葉土エキスっていうより腐葉土ジュースですね。もちろん最後に電子レンジで滅菌して出来上がり。
管理人 (月曜日, 08 2月 2021 21:54)
>淡水のほうがリスクが高くなるような
分からないですが、淡水の方がそもそも溶け込んでいるものが圧倒的に少ないわけで、なにかやった時の影響は大きくなりやすくなるはずですよね。
あと鉄系のリン酸除去剤は、それはそれで導入当初はリン酸除去が効いているほどにpH上昇しやすくなるので、そこは工夫したほうが良いと思います。導入前後は水換え頻度を上げるとか。
じゃないとまたエビに影響は出るかも。
黒ひげが出てるってことは、やっぱりリンが多いんですよね。
黒ひげの原因についてはいろいろ言われていますけど、うちの場合は毎度リン酸除去剤で消えるのだからリン酸の影響が大きいのだろうと思っています。
ってことは、水草が使い切れないリンが余っているということで、エサが少ないのにそうだってことは、成長が早い水草の量が少ないのではないかと想像してしまいます。
あとアルミ自体は、例えば元素としてはソイルにだってかなり含まれているわけですし、何かと反応して安定してくれているなら...イオン化するものが少なければよいわけで、徐々に影響は少なくなるはずです。
もっとも本当にアルミが原因なのかどうか分かりませんが。
水質浄化の最も手っ取り早い方法は、
完全リセットか、
あるいは出来るだけ成長が早い有茎草を大量に植えて、なんならマツモみたいなのを入れてガンガン育てるなどしてしばらく置いておく。
どっちかじゃないでしょうか。
もちろんどういう問題物質があるのかにもよりますが。
私ならひとまず後者を選びます。
あ (月曜日, 08 2月 2021 20:18)
一応淡水海水両用とは書いてあるんですけど、どうも海水水槽での使用がメインの商品みたいなんですよ。
「サンゴ・無脊椎動物などにも安全です」とは謳われてるんですけど…海水より淡水のほうがリスクが高くなるような理由があるのかな。
仮にアルミ系だったとして、そうだとするとすでにろ材なんかにもしみ込んでしまっているのかもしれないですね…換水しているのに後から投入したエビまで死んでしまうということは(;゚Д゚)
とりあえずエーハイムのを検討してみようと思います、もう他に手もないので…。
鉄系の吸着剤ってカリウム液肥の添加は問題ないのでしょうか?液肥だとカリウムと鉄を同時に添加するのはあまりよくないじゃないですか
今まで管理の仕方としては完全に後者のほう(+窒素添加も)で、餌も汚れにくいものを選んで量もすごく少な目に与えていたんですけど、どういうわけかあっという間に黒髭まみれになってしまうんですよね…
管理人 (月曜日, 08 2月 2021 19:03)
追記です。
アルミ系でも固形のなら、使いやすいですよね。きっと。
水槽内にアルミが大量に残るってことも無さそうだし。
私は使ったことないですし、エーハイムので満足しているので使いませんが。
管理人 (月曜日, 08 2月 2021 18:25)
もしかして成分がアルミ系とかで液体なら、リン酸吸着強力なのかもしれないし、鉄系のようにはpH変動はしにくいだろうけど、蓄積はさせたくないですね。アルミ系は使いたくない。アルミイオンは何かと毒になりそうだし。...分からないけど、例えば農業だとアルミ過多は嫌われますよね。
>そうすると水草に必要な分のリン酸まで除去してしまわないかな?
リクツとしてはそれが無いわけ無いですが、実感としては特段影響があるようには思えないです。
そもそも動物性のエサの場合の分解物の窒素:リンの比率は、
水草が要求する比率と比べてかなりリン多めですし。
エサをそれなりに入れている限り、リン不足ってなかなか起きないと思いますよ。
もし、フィルターの中に入れるのがイヤなら、給水口付近に吊るしておく、見えにくいところに置いておくだけでも良いと思います。
これなら取り出すのも簡単だし。
ただ鉄系は安定して使わないと、pH変動の元になるのでそのあたりは要注意ですけど。
エサの窒素リン比のことがあるので、
大抵は、
多めのエサで窒素リンをまかない、多すぎるリンを吸着剤で除く。
じゃなければ、
少なめのエサでリンをまかない、足りない窒素を添加してバランスを取る。
の2択というか、
水草と生体のバランスでどっちになるか決まるってところだと考えています。
あ (月曜日, 08 2月 2021 13:46)
おっしゃるとおり、リン酸除去剤が原因で確定みたいです…
もうヤマトは住めない水槽になってしまっているので、あれからアルジーライムシュリンプとトゲナシヌマエビを実験的に導入していたのですが
昨日リン酸除去剤を添加したところ、今朝エビたちが大量死していました…汗
使ってるのはウルトラライフの「リキッドフォスフェイトリムーバー」という製品なのですが、成分など詳細は不明なので、ADAのリン酸除去剤の「クリアウォーター」の説明書を読んでみたんですよ。
すると「ブライティK(ADAのカリウム液肥)と同時に添加すると除去能力が高まる…ただし生体のいない水槽で行うこと」って書いてあったんですね。どうやらアルカリ分と反応して効果が高まるそうで…
もし今使っているものがADAのと同じようなものであるとすれば、いつも添加しているカリウム液肥と反応してエビに効きまくってしまったのではないかと…
といっても同時に添加したわけではなく数時間以上間隔はあいてたと思うんですけど、だとすればちょっとこれは水草水槽には使えないですね…。
エーハイムのリン酸除去剤などは一番最初に検討していたんですけど、ああいうフィルターなどにセットする固形タイプのって常時吸着し続けている状態になるじゃないですか?
そうすると水草に必要な分のリン酸まで除去してしまわないかな?と思って自分である程度添加タイミングを調整できる液体タイプのものを選んだんですけど…
実際水草の生長具合はどうですか?
管理人 (金曜日, 05 2月 2021 14:48)
あーいろいろされてますね。いろいろ考えながらいじること自体が好きとかって方ですか?私はそういう面が多分にあります。
なので、たまに酷い目にあいます。
2つの水槽で弄り倒すのは片方だけって決めてますが。
どれも可能性はありそうですが、いちばんありそうなのはリン酸除去剤ですね。...木酢液や尿素も分量によると思いますけど。
私は黒ひげが出るとエーハイムのフィルターに入れるタイプのリン酸除去剤を使っています。鉄剤のやつですね。よく効きます。
これ、入れたばかりの時期はけっこう水質が変化するようなので、敏感なヤマトに影響が出たりもします。
なので入れてから最初の1週間はちょっと気を使います。
その後は安定してワンシーズン効きます。
液体のリン酸除去剤というのがどういう成分・機能なのか分からないですけど、同じようなことはあるのかもしれません。
あ (金曜日, 05 2月 2021 13:44)
考えられる要因が複数あって特定できない状況です。
・たまに黒髭退治で注射していた木酢液
・脱窒のための砂糖投入
・液体型のリン酸除去剤の添加
・金属ブラシで黒髭掃除
・バクテリア剤(シーケムプリスティン)の添加
などなど…
加えて尿素も添加していたので(汗)
黒髭をどうにかしようとして試行錯誤した結果水槽全体のバランスを崩すっていうスパイラルにハマってる気がします
管理人 (月曜日, 01 2月 2021 22:03)
>もうヤマトは生息できない死の水槽になっちゃってるんですよ( ;∀;)
それはどういうことなんでしょうね。確かに水質変化への強さだと、
大抵の魚>ミナミヌマエビとか>ヤマトヌマエビって感じですよね。
落ちるならヤマトヌマエビから落ちるって印象は私も持っています。
でも、バタバタと死んじゃうってのは、残留殺虫剤とかでもなきゃって思います。まー無理やり考えればいろいろ考えられますけど。
酸素濃度低下とか、低すぎるpHとかとかにもヤマトヌマエビがいちばん弱いですよね。
窒素液肥は、水草が使い切らずに残し続けると硝酸が残るのでpHをどんどん下げちゃう原因にもなりますよね。
>アンモニア態だけの尿素液肥ってロタラとかアヌビアスみたいな水草にはほぼ無意味なんですかね?
そんなことはないです。
水槽環境が健全ならどんどん硝酸に変えられるわけですから。
アンモニア態は全く吸収しないってわけでもないし。
あとアンモニアはソイルが吸着するから根に配分されやすいし。
あ (月曜日, 01 2月 2021 20:22)
もともといたエビが弱って死ぬだけじゃなくて、後から追加投入したヤマトヌマエビもバタバタと死んじゃうんで…もうヤマトは生息できない死の水槽になっちゃってるんですよ( ;∀;)
一度それでリセットして、今回も最初の何カ月かは大丈夫だったんですけどあるときを境に…という感じです
水質測定するとアンモニアも亜硝酸塩も未検出なんですけど、測定したその瞬間だけの問題じゃないのかもしれないですしね…
ADAのは謎ですけど、シーケムが出してる窒素肥料はアンモニア態と硝酸態が両方含まれてるって説明に書いてありますね。
水槽にジャブジャブ投入しても安全って、何を原料にしてるのか気になりますよね~
そう考えるとアンモニア態だけの尿素液肥ってロタラとかアヌビアスみたいな水草にはほぼ無意味なんですかね?
管理人 (日曜日, 31 1月 2021 16:26)
尿素自体はほぼ無害でも
尿素→アンモニア→亜硝酸→硝酸
なので、
量が多かったり、アンモニアへの変化速度が早すぎたり、硝化バクテリアの活動が弱かったりすると、
比較的アンモニアに弱いエビはやられる可能性はありますよね。
最初から硝酸だけで液肥つくっていればそんなことはないのだろうけど、水草にはアンモニウムイオンもかなり大事だし。
ADAのとかはどんな構成比になっているんですかね?
OKOSHIとかの底床固形肥料は、
アンモニア態:硝酸態=1:1だったと思いますけど。
もともと酸素が少ない底床内深くに根を張るような水草の方がアンモニア態が好きだからリクツにあっているのだろうけど。
液肥を効かせるのは葉からの吸収だから、もっと硝酸の割合が高いのかも。あるいは硝酸だけだったりして。
あるいは、なにか予想外の反応を水槽の中の物質と起こしているとか。
そういうのってありますよね。
リンと鉄でリン酸鉄って毒になったり。
難しいですよね。ほんと。
あ (日曜日, 31 1月 2021 16:08)
実は尿素水を添加してる水槽でヤマトヌマエビ「だけ」が次々と死んでしまう現象が発生していて、しかも今回だけではなく以前の水槽でも同じことがあったので「もしかしたら…」と思ってたんですけど
ただ尿素水以外のも怪しい要素はいくつかあるので、どれか特定できてなくて参ってる状態です…笑
管理人 (日曜日, 31 1月 2021 12:37)
>生体にまで影響が出ちゃったことはありますか?
それは常に心配していましたが、結果的には全くないです。
使う量によるのだろうけど。
あるのはコケですね。緑藻。
ちなみに私は、今は使うとしたら、尿素水ばっかりですね。
圧倒的に安くつくし、自分で計算できるし。
あ (日曜日, 31 1月 2021 01:00)
それでも市販の水草用窒素単体液肥だとまだADAのくらいしかないですかね…
もうちょっとコスパのいい商品もあると助かるんですけど
ちなみに「窒素の分量の失敗」というところで、生体にまで影響が出ちゃったことはありますか?
管理人 (土曜日, 30 1月 2021 20:48)
>園芸でも窒素飢餓が問題になったりするじゃないですか。
それはありますよね。
Cの割合が大きい...以前にコケさせないように砂糖を水槽を入れるとか落ち葉を入れるとかってのが話題になったことがありますよね。
あれは、微生物増やして窒素を消費させて、コケに回る分を減らすって考え方ですね。
ただ腐葉土は、熟度で変わりますよね。
窒素飢餓につながりやすいのは熟度が低くてCがあまり減っていないやつですね。熟度が低ければ「落ち葉水槽」と同じリクツになってしまいますよね。
それでも、N供給のためってのは正しくないかもしれないです。
私としては、液肥として窒素添加をする!っていうと、酷いデタラメを撒き散らすヤツってくらいの扱いで猛烈に批判を浴びてた時代に始めているのと、実際に液肥の窒素の分量で何度も失敗しているので、
比較的安全な窒素「も」添加できる方法ってくらいの感じでこれをやっていました。
今は液肥の窒素を水草用に売っているんだから、随分と時代は変わったなとか思います。
あ (土曜日, 30 1月 2021 19:47)
こんばんは。
ふと思ったのですが、管理人さんは窒素飢餓についてどうお考えですか?
腐葉土ってC/N比が大きくて園芸でも窒素飢餓が問題になったりするじゃないですか。
そう考えると、水槽への投入も微量元素や微生物を増やす効果はあっても窒素の追肥目的としてはむしろ逆効果のような気もするのですが。
あ (土曜日, 26 12月 2020 20:11)
匂いではっきりとわかるものなんですね、それなら安心しました。
実は市販のアクアリウム用の総合肥料(リン含む)を添加していたのですが、あっというまに黒髭苔が増えてしまって…やはりリンを含む肥料はダメですね。
窒素単体の肥料はADAのものくらいしか売ってないと思いますけどなにぶん高いので…
どうにか窒素肥料を自作できないかと模索しているところでした。
管理人 (土曜日, 26 12月 2020 19:50)
最近やってないのでかなり忘れていますが、
濃い目につくって使う直前に希釈するようにするほど持ちます。
どのくらい持つかは温度や空気のまじり具合とかで変わるはずです。
アンモニアが出てきていればスグに臭いでわかります。
あ (土曜日, 26 12月 2020 19:42)
となると尿素水の記事で書かれてるような窒素0.2の希釈液を作った当日、くらいに留めておいたほうが無難でしょうかね。
質問ばかりで申し訳ないのですが、窒素10%で作っておいた尿素水のほうはどのくらいの期間アンモニアに分解されず保存が効くと考えられますかね?
管理人 (土曜日, 26 12月 2020 18:04)
尿素だと、計量すれば窒素分をどれだけ添加したか把握できます。
腐葉土の方が、微量元素などいろいろ補えそうではあるけど、何をどれだけ添加できたのかわからないってのがありますよね。
水中に直接は、作りたてで(つまりアンモニアなどが出来ていなくて)、充分に希釈できていて、水槽全体がある程度健全な状態ならば(立ち上げ直後とか、なにかバランスを大きく崩しているとかでなければ)、大丈夫です。
でも最初は、リクツよりはかなり少なめに入れて数日は様子見てってやっていった方が良いと思います。
あ (土曜日, 26 12月 2020 17:49)
なるほど…液肥としては腐葉土より尿素のほうが適していますか?
ちなみに尿素をシリンジなどで底床に注射するのではなく、そのまま水中に添加するのは危険ですかね?
管理人 (土曜日, 26 12月 2020 15:23)
最近は、不精になって思いっきり水槽の新陳代謝を減速させているので、窒素はしばらく使っていなかったです。
もし必要だと思って使うとしたら、それも底床に固形肥料じゃなくて液肥限定でなければならないなら、確実に尿素を選びます。
あ (土曜日, 26 12月 2020 14:16)
では現在は水槽への窒素の添加には何を使われていますか?
尿素水ですかね?
葉からの肥料分吸収の割合が高い水草のために、底床に注射するのではなく水中にそのまま添加できる窒素肥料を自作できないかなと考えていたのですが
そういう目的ではやはり腐葉土エキスが一番無難なのでしょうか?
管理人 (土曜日, 26 12月 2020 10:16)
>腐葉土を布か何かで絞るだけでも同じように水槽に添加できるエキス?を抽出できないですかね?
できると思います。おそらく。
ちなみに私は今は水槽への添加はやっていないです。
保存が面倒で。
新たにセットするときの底床づくりにはまたやると思いますが。
あ (金曜日, 25 12月 2020 16:48)
ジューサーで既成の腐葉土を粉砕されてるとのことですが、
単に水分を含ませた腐葉土を布か何かで絞るだけでも同じように水槽に添加できるエキス?を抽出できないですかね?
rotala (月曜日, 30 3月 2015 21:48)
リンが少なめに出来ているのかどうかは測定したことが無いので分からないです。残念ながら。
匿名 (月曜日, 30 3月 2015 20:58)
うちの腐葉土はリンが結構あるっぽいですが
水草から作るとその辺少ないですかね