ブログ記事(2013.6.13)から転載。

 

 

ラミーノーズテトラ

lamy1.pngカラシン目カラシン科ヘミグランムス属。
名前のとおりに酔っ払いの真っ赤な鼻のイメージ。

うちのが気に入って買ってきたのだけど、私としてはそれほど見た目は好きじゃなかった。色もボディラインも。

なんとなくクロアチアのサッカー代表のユニフォームを連想するのは私だけ?…全然まるで違うけど…でも尾びれがチェックっぽいところとか、全体で赤と白(透明)が印象に残ろところとか。

でも、こいつもベックホルディとは別の点で動きがかなり魅力的。
結局のところ今ではかなり好きな魚です。

その前に、まずは赤鼻について。
こいつの状態は鼻面の赤で分る。鮮やかな赤がエラより後ろまで広がっているようならすごく健康。
ストレスにさらされると赤の部分が狭くなってくる。
買ってきたばかりだと輸送のストレスもあって目のあたりまでしか赤くなかったりする。
それと強いストレスにさらされると透明感がなくなって白濁した色になりますね。これはどの魚も(エビも)同じだけど、こいつはかなり分かりやすい。

lamy2.pngこいつがいいのは「敵」が居なくても、よく群れること。
ネオンとかは、ちょっと大きい魚を入れたりしないとキレイな群れをつくったりしないけど、こいつは敵がいようといまいとよく群れてくれる。

だからと言ってビビリってわけでもなくて鷹揚な性格をしているっていう印象。…あくまでウチの環境ででだけど。グリーンネオンとかと比べたらずっと大きいしね。ビビる理由がないから。
夜とか、水流に向かって定置して…泳ぎながら寝てるヤツもいるけど、水草に体をひっかけて、「死んでんじゃねーの?」って感じで、ぶら~んと緊張感無くしているのも多いし。
水槽に手を突っ込むと手をつついて来たりするほど余裕ありますっていうか好奇心旺盛です。

泳層は、中層以下。どちらかというと底面に近いところを活発に泳ぐ。だから、フレーク状の人工餌にもよく反応するのだけど、導入時は表層をいつも見てる他の魚に先にエサを取られちゃうことも。
スグに慣れて、「エサをくれそうだ!」って雰囲気で表層見るようになるから大丈夫だけど。

こいつはよく遊ぶ(ように見える)んだよね。
わざと強い水流のところに脇から入っていって、スイィーって運ばれるのを何度も何度も楽しんでいるようにしか見えないような動きをしたりする。それを群れで順番に次々やるから、カワイイんだよね~。
基本的にけっこう水流好きです。

小型カラシンは多かれ少なかれ雑食性だけど、こいつは草食性が意外に強いっていう印象。ほかのウチでどうかは知らないけど、少なくともウチでは。
ウォーターローンやオークロとか大好物。
バリバリ食っちゃいます。
あれだけ好きなのに、不思議と表層に近いところのは食べないんだよね。食べるのは底の方のだけ。
例えば、うちのオークロは、奥の方の中層から上の方だけ茂ってるのだけど、これは前景に植えてないからじゃなくて、みんなラミーが喰っちゃうから。
ウォーターローンもグロッソの厚み以上には伸びることが出来ない。

IMG_1173.JPG前にも書いたけど、うちには背びれが買ってきてから伸び続けてるヤツがいます。どこまで伸びるのだろう?

ラミーノーズにそっくりのレッドノーズテトラってのが居ます。
パッと見の印象だけだと、違いが分からないほど似てるのだけど、前もってネットとかで写真を見比べておくと簡単に区別出来ます。
尾びれに入ってる黒が胴体の方にも長く突き出てるのがレッドノーズ、尾びれあたりにとどまってるのがラミーノーズです。
お店で間違って売ってたりすることもあるらしいのでチェックですね。
どうせなら同じ種類で揃えたいものね。

ネグロ川ルーツってことなので、やっぱりこいつも弱酸性が好きなんでしょうね。…って売ってるのの殆どは東南アジアの養殖場出身だろうから、導入時にあまりpH低いのはどうだろう?なんだけど。
それは他の魚もたいがい一緒か。

ブログ記事(2013.10.3)から転載。

 

●ウォーターローン好きのラミーノーズテトラ

 

以前から、

 ラミーノーズはいろいろ水草をバリバリ喰っちゃう。

 特にウォーターローンとオークロは大好物。

って書いてましたが、

今日、40水槽のほうで一本浮いているウォーターローンがあったので

60水槽に入れてみました。

ちなみにこれ、エサをたらふく食った後です。

 

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