昨日書いたまっくろくろすけの突然の出現が気になって、結局、朝方30分以内に終わらせるつもりで、1/3水換えを強行。...天気が良くなって腰痛が和らいだし。で、ついでに撮った写真を使って、前から書きたかったゲルマットのはなしを。
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外部フィルターに使うウールマットって、ほっとけば汚れきるまでけっこう使えるけど、もみ洗いしたら割とスグにダメになっていくじゃないですか?結局、頻繁に交換することになる…放置しとけば良いのだとも言えるけど、それにしても半年か1年に一度くらいは交換することになるでしょ?マジメにマニュアル守る人なら…そんな人がいるのか否か知らないけど...毎月交換ですよね。
私は、前にも書いたけど、ウールマットの代わりにチャームで売ってる厚手ゲルマットってのを使ってます。
写真のとおり、エココンフォートのプレフィルターキットにもピッタリはまるサイズ(厚手タイプGel Mat 31 外部フィルター用)。
これ、もう長いのは1年半くらい使ってるけど、ぜーんぜんへたらないですね。
飼育水でもみ洗いすれば汚れは取れるし、ウールマットよりも通水性能が維持されやすい感じだし。
バクテリアの定着も極めて良好って感じ。
ウールマットみたいに交換してまるごとバクテリアを捨てるってこともないし。
もうメリットしかないって感じ。
でも、これを使ってるっていうブログのレポートってあんまりみないじゃないですか?なんでなんだろう?こんなに優れた商品なのに。
ウールマットを排除できるなら、事実上サプライ不要になるじゃないですか、外部フィルターは。
もちろん、外部フィルターにとってのウールマットの最大の役割は、インペラー部に濾材の欠片とかが侵入して壊しちゃう・劣化させちゃうみたいなことを防ぐことですよね。
この点で、通常のウールマットに相当する性能が、このゲルマットにあるのか否かは知りません。
だから、これ使ってインペラー壊したとか言われても私としては責任持ちようがないのだけど…。
これ、エーハイムとテトラの外部フィルター用のはだいたい揃ってます。
適応商品がない場合でも、ちょっと大きめのを買って適当にハサミでカットすれば使えるし。
例えば、以前に30cm水槽でアクアコンパクトを使ってた時に、これの適応品はないのだけど、適当なサイズのを買ってハサミでちょっとカットして使ってました。いい加減なカットでも(小さくし過ぎなければ)、セットすると水を吸ってかなり膨張して押し付けられるのでピッタリになるんですよ。
これを使用する時の注意点を1点だけ。
いちおう注意書きに、セット前によく揉み洗いしろって書いてあるんですけど、よほど揉み洗いしても、エアレーションしてたりすると、こんな感じで、水槽が泡だらけになります。下手すると泡が盛り上がってきたりさえします。
そのうちに消えるけどね。
原因は、流通時の保湿のために添加されたミネラル分。
エアレしてなくても、ミネラルが水中に溶け出すのは同じで、もみ洗いしないでセットすれば、水が白濁するし、けっこうよく洗ってても、水草の気泡が水面に達してもなかなか弾けないって感じになります。…結局泡が出るってこと。
でももちろん、これで問題があったことはないですよ。
硬度とかpHも(試薬で測ってるだけだからいい加減だけど)特に変化したって感じもないですし。…きっとちょっとは上がってるのだろうね。分からないけど。
もちろん、魚やエビが苦しんだなんてことも一切ないです。
責任は持ちませんが、オススメです。
追記
耐用年数は2-3年程度と思ったほうが良い??
4年ほど使っていたゲルマットが、柔軟性を失って脆くなり、ちぎれやすくなってしまいました。
左側が4年ほど使って脆くなったゲルマット。右側は新品。
ゲルマットを生物濾過材として使っているのなら良いのですが、ウールマット代わりに使っている場合はこれは問題です。
ゲルマットの破片がインペラーに入るようだと、微妙な故障の原因になってしまうので。
思い起こしてみると、半年以上前から脆くなってきているという印象を持っていました。
その後 フィルターのインペラーの不調・交換も経験。
ゲルマットが原因か否かは分かりませんが。
脆くなる前に交換ということを考えると、2-3年で交換しておいたほうが良さそうです。
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